Effective Python 第2版(原著)が出るみたいだよ

Effective Pythonの第2版(英語)が発行されるという話を、しばらく前から見かけていた。 最近になって、著者のBrett Slatkin氏が、とうとう発行されるというツイートをしていた。

日本時間で10月23日の0:59と、つい最近のことだ。

Effective Pythonの公式サイト: effectivepython.com

公式GitHubも第2版に合わせて改訂されたようだ。
GitHub - bslatkin/effectivepython: Effective Python: Second Edition — Source Code and Errata for the Book

時系列を整理しておこう。
第1版の原著:2015年3月発行(amazon.comの情報より)
第1版の日本語版:Effective PythonPythonプログラムを改良する59項目 amazon.co.jpオライリー 2016年1月発行
第2版の原著:amazon.com上での発売予定日は(何度か延期されて、現在は)2019年12月2日となっている。著者ツイートによれば、11月半ばには発送されるとのこと。

本の内容

第1版では「59項目」となっていたが、第2版では約30項目増えて「90項目」となった。著者のコメントによれば、追加ではない既存の項目についても、加筆修正した部分が多くあるようだ。
本の説明の中には「Pythonic」という言葉が散見される。どうも定義がはっきりしないようだが、Pythonらしい書き方とはどういうものか、について書いてあるようだ。俺は基本的な文法は習得したが、Pythonらしく上手く書けている自信がないので、この本はうってつけと言える。

第2版は日本語訳されるのか?

少し前にEffective Python(第1版、日本語)を買おうとした。しかしamazon.co.jp上のレビューで「翻訳が分かりにくい」というコメントを見かけて、本屋に行って見てみたら確かに看過できないほど硬い表現があったので、買うのをやめた。
第2版は日本語訳されるのだろうか。もし日本語に翻訳されるのであれば、質の悪さを咎められることのないような翻訳になってくれればよいと祈るばかりである。あとは翻訳を待つのをやめて、原著で読むのに挑戦するというのも一つの手かもしれない。


2020年6月24日 追記

Effective Python 第2版 日本語版が出るよ

O'Reilly Village/オラの村 - 7月新刊情報『Effective Python 第2版』
オライリーより2020年7月16日に発売予定。
ページ数は第1版の256ページから、456ページ(予定)に大幅増加した。すごいな。
翻訳者は第1版と同じく、黒川利明氏である。


翻訳の改善提案を少しずつ書いていこうと思います。

linus-mk.hatenablog.com