英検準1級に合格した

英検準1級に合格した

2023年第3回試験
1月21日(日)1次試験
3月3日(日)2次試験
3月12日〜 合否発表(ネット上)
というわけで確認したら受かってました。

結果

特にリーディングは700/750って書いてあるから、CEFRのC1レベルに届いているな。 (準1級だとC1達成と判定しないので、結果ページのCEFRではB2ってことになっているが……)

B2の下限が英検CSEスコア2300、C1の下限が2600。俺の現在スコアが2487(下限+187点)。
ということはB2の中でも下から6割くらいのところか。

1次試験

筆記試験90分の時間配分をメモっていたのでここに書いておきます。最初の問題から順に解いています。

  • 語彙:14分
  • 大問2(設問31まで):8分(合計22分)
  • 大問3(設問41まで):30分(合計52分) 文章3つのそれぞれを解いたのが合計29分、40分、52分のとき。
  • 英作文開始。YES/NOそれぞれの理由を書き出して、NOで行こうと書き始めたのが16分後(合計68分)
  • 最初の書き出しにだいぶ悩んで、最後に書き終わったのは終了の2分前くらいだった。

ただリーディング大得意で読むの速い人の記録なので、もう少し長くかかると思います。 これから受ける人は英作文を早めに書き上げられると良いでしょう。

2次試験

さて2次試験について書いていくが……

英検の公式ホームページにも2次試験の過去問は掲載されていない。
第一に質問文を著作権の関係でも問題があるし、第二に正確な質問文は覚えていない。日本語でだいたいの意味を書いています。
(ただ2024年度から試験形式が変わるから、あまり参考にはならないかも?)

着席して軽く話をする。自己紹介は「35歳です、ITエンジニアとしてITコンサルティング会社で働いています」と喋った。
2問目で「休日は何をしていますか」と聞かれることに備えて、どう答えようか事前にあれこれ考えていたが、1問目だけで本題の試験に入った。

4コママンガは高層マンションの話。(詳しくは過去問題集を見てください。)

これを2分で説明する。 2コマ目では営業マンが「I can take you to the construction site.」的なセリフを喋っていた。 これを間接話法で話さなければいけないので、とっさには難しい。 「He told them that he can ... he could take them to the construction site.」と一度言い直した。

4コマ目は citizens are against the construction とか言った気がする。 反対するなら「be opposed to the construction」とか使えば良かったな。

ここから質疑応答が4問入る。1問目はお決まりの「4コマ目の登場人物の心情を答えよ」である。
……さて、後から振り返ると、これは英検準1級の過去の傾向、典型から外れた、結構イレギュラーな4コママンガである。
YouTubeの解説動画を見ると、1コマ目で何か課題が発生します的なことを言っていたと思うけど、今回の1コマ目では明らかに問題は発生していない。
4コマ目で問題が起きたといえば起きたが、そんなに重大な問題でもない。別に家を購入したわけじゃないんだから、

というわけで試験当時に戻ると、俺は困ってしまった。
「反対運動なんか知らない、俺は絶対にここに住むんだ」という極端な賛成も「反対運動が起きているから、ここに住むのは絶対に無理だ、諦めよう」という極端な反対も極端な反対も取りにくいな、と思った。
「ここに住むのは良いと思うが、住民の反対が強いので住むのが難しいのではないか……」的などっちつかずなことを言った。

第2問。 インターネット上のコンテンツは人々がものを買うことに影響しているか、じゃなかったっけ?
これはYESが答えやすいでしょう。

  • インターネット上には多くの広告がある
  • 人々は多くの広告を普段目にしているので、ものを買う上でそれらを参考にする
  • また口コミサイトも多くあるので、これもものを買う上で他の人の意見を参考にする

的なことを言おうとしたが、「参考にしている」が全然出てこなくてだいぶ詰まった。

第3問。 最近の若者が政治に関わっているかだね、確か。

なぜか咄嗟にグレタ・トゥーンベリが思い浮かんだので、YESで。

  • 今日は世界的な課題が多くある、例えば大気汚染や難民など。
  • これらの課題を解決するためには政治的な取り組みが必要である。
  • 若者はこれらの課題を解決すべきだと訴えている。また政治家にもアピールしている。

LOGOPHILIAの単語帳で見た「take to the streets」(街頭デモを行う)を使おうとしたが、間違って「take out to the streets」って言った気がする。

第4問。 都会に農業地帯を増やすべきか、だったと思う。

agricultural という単語が聞こえたので農地のことだとは思ったが、咄嗟に論説が組み立てられなくて、ただの緑地として答えてしまった。
都会の人間はストレスが溜まってるから緑を見てリラックスできるので、緑地……and agricultural areaを増やすべきだ、と最後で強引に軌道修正した。

これからどうする?

次は英検1級……だがそのハードルは結構高そう。

  • リーディング
    • の中の単語(語彙)。これはもう単語帳を頑張れということしかない。
      • 「でた単」のアプリやる? いやでもあのアプリ、準1級を少し使ったけど、単語の日本語の意味の書き方に引っかかることが多かったんだよな……
      • パス単は単語レベルが簡単になってしまった的な話を聞くので、ジャパンタイムズ社の問題集か、EXか、キクタンか……あれ結構種類があるな。
      • 過去記事で書いた通り、私は英単語をフレーズで覚えるのが大好きなので、これの1級のバージョンが出ないか期待している。
    • それ以外の読解力については心配してないです。英語を読むのは早い自信があるし、内容の把握もほぼ間違えないだろう。
  • リスニング
    • TOEICでやってたから余裕だろと思ったら今回ボコボコにされた。
    • 一発で聞き取って内容を把握する
  • ライティング
    • 要対策だと思うけど
  • スピーキング
    • 一番苦手……
    • やはりこれは日常生活の中で英語を喋る機会がないと言うことに尽きる。なので機会を作らなければならない。
    • 準1級の前はDMM英会話をやったけど、少しやったら飽きてしまった。

英検1級に本当に受かりたかったら全体的に底上げが必要だと思うけど、なんとなく単語帳だけやってしまって試験の日を迎えるような気がしてならない。

ちなみに準1級の過去問は↓を使っていました。

それでは。