今までの英語学習と試験結果を振り返る

長文のブログを書く体力と習慣がなくなってしまった……

最近になってなぜか英語勉強の熱が再燃してきた。
英検準1級の試験に申し込みしてきた。これを期に今までの英語学習を振り返るための記事である。

小学校より前

セサミストリートとか見てたと思うけど、詳しいことはもはや覚えていない。

小学校

英語の勉強らしい勉強をしたのは、小6の最後で中学受験に合格したあとのこと。3日間か5日間だったような。
いわゆるフォニックス(英単語の発音の規則)について教わった。

中学校

Asahi Weekly

朝日新聞から発刊されている(英語学習者向けの)英字新聞。多分母親がこの新聞を取ったんだと思う。暇なときに読む、くらいだったけど、読解力の役には立ったと思う。
そういえば、思い出した。中2のときの先生が「英語の文章をノートに書き写して。写したページ数に応じて得点を与える」という課題を出したことがある。
で、俺はこのAsahi Weeklyの記事の文章を書き写して提出した。ノートが返却されたときに「君は難しい文章を書いてくれたので、通常の得点の2倍で計算しておきます」という注釈が書いてあって、嬉しかったな。
むしろ、英字新聞のような書き写すネタが無かった他の人は、何の文章を書いていたんだろうか? 教科書や問題集の文面を書き写すだけだと、飽きると思うけど。

K会

河合塾系列の塾。夏期講習などの長期休みだけ参加。
「英語を学ぶんじゃなくて、英語で学ぶんや!」みたいなコンセプトで、聖書とかギリシャ神話とか、あとはイギリスの歴史とか科学史とか、色々な長文を読まされた気がする。何ページも続く英文に抵抗がなくなったのはK会のおかげかもしれない。

PEANUTS / スヌーピー

小学校の頃からスヌーピーの漫画が好きでよく読んでいたが、中学校に上がって英語で読めるようになると日本語訳と見比べながら読むようになったかな。
海外の文学作品とかだったら、日本語版には日本語だけが書いてあるけど、PEANUTSはなぜか昔から原文と和訳を併記する形だった。
(あの独特の書き文字も漫画作品の一部だからかなぁ。日本語版の形式にもよるが、セリフの中の英文はそのままで、枠の外に日本語訳が書いてあることが多い。)
偶然だけど、好きになった作品が英語の勉強に役立つもので良かった。

高校

システム英単語

大学受験のときの英単語帳はシステム英単語の1冊だけだった。単語はフレーズで覚えると良い、という序文に感銘を受けたことを覚えている。(最新版のシステム英単語だと序文は違っている。当時の版のもの。)
この教えに従い、現在に至るまで、単語はフレーズで覚えたい派である。
しかしフレーズで覚えられるという条件を満たす、システム英単語より上のレベルの単語帳を見つけていない……
誰か「フレーズで覚えるという、システム英単語と同形式の単語帳をまとめてレビュー」って記事書いてくれないかな。

受験当時に使っていたのはこの版。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4796110593/

Z会東大マスターコース

それと、塾はZ会に通っていた。この記事の中で唯一個人名が出てくるが、柳瀬晃先生である。
まぁなかなか厳しい先生だった。自作プリントを作って配ることが多く、そのプリント演習でガチで難しい構文の英文和訳を解かされた。その甲斐あって、英文解釈の力はめちゃめちゃに強くなった。自作のプリントは捨てるのも惜しいので未だに取っておいてある。
「国外留学したこともない俺が英語力で困ることもなくやっていけているのは何故か」といえば、柳瀬先生のおかげであることは間違いない。15年以上経った今でも、いくつかの話は思い出せるもんな……
「はい、『at the ... of 〜』で『〜を代償・犠牲にして』の意味になる単語4つを答えてもらおうか、では〇〇さんどうぞ」(正解は cost/price/expense/sacrifice)

柳瀬先生は「アラン・ド・ボトン」という小説家が好きらしく、この人の文章から自作プリントを作ることが非常に多い。そういや、この「アラン・ド・ボトン」の小説をいつか読もうと思って、まだ読んでないな……

(柳瀬先生の評判を知りたくてこの記事を読む東大受験生はいないと思うが、もしいたら1点だけ注意。英作文については柳瀬先生は全部カットするので、自分でちゃんと対策しましょう。自分でやらなかった俺は試験本番で英作文の2問中1問を空欄で提出してしまった。まぁ、それでも受かったけど。)

大学〜大学院

TOEIC(2007年?月)

1回公式問題集を解いただけで受験。確か920点。
すっかり拍子抜けした俺は「はーん、TOEICなんて簡単じゃねーか」という気持ちになった。

TOEFL(2010年5月)

大学院の入試で、英語の試験の代わりにTOEFL iBTのスコアを提出する必要があったので受けた。
これは手元に記録がある。 120点満点で、Reading 27, Listening 22, Speaking 14, Writing 20で83点。 Reading > Listening > Writing > Speaking という大小関係なのは納得である。Speakingは普段全然やってないから、できる気がしないからな。

TOEIC(2011年11月)

M1の11月なので、就活のためにもう一度受けとくかと思って受けたんだろう。 これは手元に記録がある。総合975(Listening 495, Reading 480)。 絶対リーディングのほうが自信があったのに、リスニングが満点でリーディングが満点-15というのが意外。

社会人

TOEIC (2013年4月)

新卒で入った会社で、業務後に受けさせられたやつ。なので団体試験。(TOEIC IPテスト) 確か905点。

Anki

単語帳アプリ。出題と復習までの間隔をうまく調整してくれる。PCとスマホで同期が取れる。そういう特徴についてはここで説明する気はないので他を見てほしいが、オススメのアプリである。
Ankiに入れた単語帳は英語だけじゃなくて、資格試験(応用情報/LPIC/セキュスペ)で覚えたいものとか、その他IT関連で覚えておきたいものを適宜入れていた。前職では社員食堂があったので、そこで並ぶときか昼飯を食べながらでAnkiをやることが多かった。
ただ、何年かログインしていないとデータが消える。最近(2023年12月)にAnkiを再度使おうと思って、ログインしたら消えていた。

Ankiを使う場合、自分で問題を作るか、既存の(公開されている)デッキを使うかのどちらかになる。 資格試験の途中などで、覚えたいものが出てきた場合は当然前者だが、ここで大きな欠点がある。自分で問題を作って入力するのがめちゃめちゃ時間がかかるのだ。 休日にカードを作り始めたら1〜2時間経過していたことも結構あったような覚えがある。

単語のリストがあって(たとえばSVLとか)、1000個の単語とその訳を覚えたい、とかであればある程度自動的にできるかもしれない。……が、俺は普段、覚えたい単語に出会ったときは以下のステップを踏む。

  • ネットの英辞郎を引く
  • 電子辞書の例文一覧で単語を検索する
  • 2つの中から良さそうな例文を選ぶ
  • 単語帳に入力する

なので時間もかかるし自動化もし辛い。悩ましいところである。

語彙力高めの日-英のデッキは少ないので、 SATとかGRE向けの、英英の(日本語訳の無い)デッキを使ってた。 ……という話が旧ブログに書いてあるな。

http://luvtome.blog5.fc2.com/blog-entry-593.html
http://luvtome.blog5.fc2.com/blog-entry-600.html
http://luvtome.blog5.fc2.com/blog-entry-613.html

TestYourVocab

2023年12月23日の結果

(2023年12月23日時点) 書くついでにまた測ったら9201と言われた。 10000まで行きたい〜と思いつつ、あと800覚えるのなかなか大変だなぁ。うへ。

2024年9月25日の結果

(2024年9月25日時点)

1冊の単語帳を1127日かけて2周したら語彙力が1万2千語になった: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる を読んだついでに測った。

9201→12672 3471も増えてる!?
いやー、前回からの差分って

全部で1600語くらいだと思うけど。ちょっと確認のために調べながらやったりしたので(少し考えて意味を出せたものはチェックを付けた)結構高めの結果になったんだと思う。

英字新聞

ProPublicaのTwitterアカウントをフォローしている。何のきっかけで知ったのか忘れたけど。 ProPublica、New York Timesはたまに読んでた。……久々にNew York Timesを再訪問したら、有料会員にならないと全然記事が読めなくなっていてガッカリした。 最近はGuardianが無料で全部読めるということに気づいたので、たまに読んでいる。


何か書き加えることができたら加筆します。
それでは。