継続を目指して取り組んだ、2018年のブログ活動を振り返る

write-blog-every-week Advent Calendar 2018 の7日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/2925 6日目の記事は、id:jalemy さんの「テキスト校正くん」を導入して読みやすい文章を書きやすくなった - むにえる牧場 でした。

write-blog-every-weekとは、毎週月曜日から日曜日までの間に、ブログに1記事上げることを目標としている会です。できた経緯はここを参照。
勢いで週一ブログ書くslackグループを作った - もがき系プログラマの日常

最近のLTでも今年のブログについてちょっと触れました。
(speakerdeckのURLを追記予定……) 2018年12月24日 speakerdeckのURLを追記しました。

1年の締めくくりの良い機会なので、この記事では今年のブログ活動を振り返る。(というわけで基本的には自分語りです。) 今年の始めから時系列順に書いていこう。

@kakakakakkuさんの記事を見てブログ更新を頑張る→挫折

旧ブログの、今年の目標の記事より引用する。

・ブログ週1で書く
間違いなくこの辺の影響ですね。
「ブログを書く技術」を発表した - kakakakakku blog
アウトプット駆動学習を習慣化する - kakakakakku blog
残念ながら俺にはブログメンターなんて素晴らしいものが無いので、どれくらい続くかすこぶる怪しいですが、この記事で3週間目です。
2018年の目標 子供の落書き帳 Remix

今年の始めの時点で、@kakakakakkuさんの影響を受けて、週一で更新しようと頑張っていることがわかる。
2018/03/17 まで(かなり甘めにカウントして)9週間続いていた。しかしその後は更新頻度が落ち、1ヶ月以上間が空いてしまった。

なぜブログが書けなくなるのだろう。
ブログを書き始めたのは2007年と、ブロガー歴だけは長いので理由はよくわかっている*1。 書いていても反応が全く無いと、どうしても張り合いがなくて続かなくなってしまうからだ。 雑踏の中で孤独に一人演説をしているみたいな気分になってしまう。

ブログメンターを受ける

そうこうしているうちに、@kakakakakkuさんの「ブログメンターをするのでメンティー募集するよ」という投稿を見かけて、申し込みをする。

6月6日に@kakakakakkuさんに申し込みをしている。 ただ、そのあとしばらくやり取りがあったので、実際に週一更新を始めたのは6月の中旬からである。 (余談だが、機械学習の勉強会で前で発表したのが6月15日だった。この時期は俺のモチベーションが高かったらしい。「コンフォートゾーンを脱出するんだ!」と思ってた。) 6月の後半と7月にメンタリングを受けた。 (メンティを卒業したときにエントリーを書く人が多いが、俺の場合は機会を逸して書いてない。)

教えてもらったことの1つで「GitHubのtrendingを見て、良さそうなライブラリがあったら、その紹介/試してみた を書く」 たまに暇な時に検索してますけど、見てるだけでも最近の流行りが分かってきて良い。 まだ「記事にする」とこまでは行けてないけど。

7月末に卒業し、これで週1で技術ブログの更新がはかどり、俺は圧倒的成長を遂げて身長も伸び、モテモテになり、年収も3倍に…… であればハッピーなのだが。そう上手くは行かなかった。

8月は持ち堪えたものの、9月中旬から更新が滞り始める。

やっっっっぱり、無いのだ反応が。
自分のブログの名前でTwitter検索しては、「なんか1つでも反応があれば俺は嬉しいのに……何もない……」と思っていた。

FC2からはてなに移行

最初のブログはYahooブログ、その次のがFC2ブログだった。

世の潮流は圧倒的にはてなブログだよなぁ、どんなもんか、まずは試してみるか……とはてなブログで少し書いてみた。 8月12日にこのブログの最初の記事を書いている。

それでそのままFC2ブログには戻らなかったので、はてなが良かったということだろう。良いところを挙げると以下の通りだ。

良いと思うけどなかなか良いと言い切れないところは以下の通りだ。

  • 他のはてなブログから俺のブログに対してリンクがつくと通知される(便利は便利なのだが、もともとブログ全体にあったトラックバックを、はてなの中に閉じた形で採用したので、はてな以外のブログの人は恩恵をうけることができず、微妙な気分ではある)
  • 「読者になる」ボタンの存在(便利は便利なのだが、各種ブログに使えるRSSリーダーを、はてなの中に閉じた形で……以下略)

write-blog-every-week Slackグループに入る

9月下旬。勢いで誕生したwrite-blog-every-week Slackグループに、勢いで入った。 kojirooooocks.hatenablog.com

@kakakakakkuさんのメンターだった人が多いが、もちろん誰でも歓迎である。

ちょうどこの辺のツイートをしてて、ブログへのモチベーションが下がってきていた時期である。

「人がやってるなら俺も」で10週続いています

(↑実は1回更新落とした) write-blog-every-weekグループの良いところを挙げてみよう。

  • 人がやってるなら俺も頑張ろうと思う(心理学でいうピア効果?)
  • 書いたことに対して反応がある!!!*2
  • botが各人のブログの更新を管理し、1週間のうちに書いていないと煽って……リマインドしてくる。メンバーがbotをいい感じに作ってくれました。俺にはできない。技術の力ってすげー。

機械学習pythonがメイン……しかし無関係な記事がバズった 複雑……

一応、メインは機械学習pythonについて書くブログのはずである、しかし、この前何の気なしに書いた全然関係ない記事が 人気を集めてしまい、「嬉しい……けどちょっと微妙な気分だ……」となった。 linus-mk.hatenablog.com (なんか役に立つことを書いたわけでもなく「分からん。困った。皆どうしてるの?」って記事なのに、なんでブクマが増えたんやろ……)

反省点

ここまでつらつらと今年の軌跡をたどってきた。 ブログを書く上での反省点を挙げる。

更新が日曜夜になることが多い

その結果、「あーっ、間に合わねぇ、仕方ないからこれで投稿しよう」となって、記事のクオリティが落ちることが少なからずある。

ネタ探しが定着しない

ネタが出てきたらEvernote内のネタ帳に記録する……はずなのだが、この間みたらネタ帳が1ヶ月以上更新されていなかった。
まだネタの書き留めが習慣化できてないなー。しばらくうまく回ったと思ったら忘れる…… 「毎日朝に」みたいな定期的なものじゃなくて、「ネタを思いついたときに」という不定期だから習慣づけが難しい。

ブログに時間を割きすぎてコード書く時間が減る

つらい。

ブログの記事(=1週間)より長い単位での学習計画が無い

詳細はさっきの記事を参照: エンジニアの自己学習の中長期計画をどう決めたらいいんだろう? - 子供の落書き帳 Renaissance

ブログを書き続けるのは難しい、だから

ブログのメンターを受けた人は週1件(以上)の更新をしていたわけだが、その後どうなったのだろうか。
はてなブックマーク - kakakakakkuに関するky_yk_dのブックマーク
にブログメンティ卒業したエントリーが6件あった。そのうち3人はブログの更新が止まり、残りの3人は今も更新し続けている。ついでにいうと、後者の3人はwrite-blog-every-week グループのメンバーである。

更新をしなくなった人を批判するつもりは別に全然ない。だって俺自身もメンティ卒業後週1度更新ができてなかった時期があるし。 それにメンティを卒業したあとのあとの更新はノルマではないし。
自分から志願してメンターをお願いしに行くほどやる気のある人たちでさえ、その後更新を続けるのは難しい。というのが言いたいことだ。 グループメンバーのtadaken3さんの記事経由で知ったけど、1年間続くブログは30%(3ヶ月に一回書けばとりあえず継続とみなすという激アマ条件)というデータもある。
誰かの後押しがなくなったときに、自分一人で走り続けるのは難しいのだ。
そして、write-blog-every-weekは頑張るブロガーたちが応援し合ってブログの更新を積み重ねていく、素敵なグループである。


8日目の担当は、技術同人誌を精力的に書きながらブログの更新も熱心に続けているid:konosumiさんです。よろしく!

*1:このうち大半の時期は技術ブログではなく適当な雑記ブログであった

*2:Slack上では絵文字で気軽にリアクションできるため、反応がほしいときには絶好のツールである。