(未完、後でもう少し加筆)
PyCon JP 2019に行った。
火曜日は業務があったので、今年は1日目のみ参加。
去年の感想はこちら。
資料や動画のリンクは以下を参照。
基調講演 Why Python is Eating the World
atmarkitによるレポートはこちら。
Pythonが世界を席巻している理由:PyCon JP 2019 第1日目 基調講演レポート:Pythonイベント - @IT
- 初心者が学習しやすい
- 企業側の需要が拡大している
- pythonコミュニティ
「初心者が学習しやすい」の一例として、JavaとPythonでHello Worldのコードを比較していた。 「Javaの場合は色々な要素が出てくるから初学者にはわかりにくいけど、Pythonはprintするだけだから非常にシンプルでしょ?」という話を聞いて、 あぁこれJavaで「はじめてのプログラミング」を教えるのはキツイと思った話 - GoTheDistanceで見たやつだ!と思った。
最後にRaise your hand if you are going to commit to helping the Python comunity continue to grow? って講演者が言ってて、俺自身も手を挙げた。
さて自分がpythonコミュニティに貢献できること、何があるだろうか?
(貢献と言えば、スタッフ人数が足りてなさそうだから前日の会場設営を手伝った方がいいのかなと思いつつも、会場まで遠いので結局やめてしまった。)
Automate the Boring Stuff with Slackbot
Slackbotの作り方をはじめから丁寧に、という感じの講演。 作ってみたいSlackbotが一つあるんだけど、どうやっていいか分からず手を出せないでいるんだよね……
Using Python in Music Signal Processing, Speech Recognition and Intent Classification in Chatbot
個別の技術要素は分かったんだけど、全体としてどういうシステムが出来上がって何ができるのか今一つ分からず。
音声周りの技術は以前に業務で扱っていたので、音声・音響処理の知見は人よりもだいぶある。
大勢聴衆がいるはずなのに、ハッシュタグをみても関連するツイートがまるで見つからなかったので、解説ツイートをいくつかしてみた。
音声ファイルはヘッダ部分と実際の音声の中身から成り立ってる、中身はrawファイルと呼ばれる、という話ね
— ライナス (@Linus_MK) 2019年9月16日
wavヘッダは規格がきまっている #pyconjp
色々な楽器が混ざっている実際の音楽からピッチ(音声の高さ)を検出するのは難しい。音楽を聴きながら自分で鼻歌を歌って、それをLRに次ぐ3つ目のチャンネルとして使用している #pyconjp
— ライナス (@Linus_MK) 2019年9月16日
録音用に各スレッドを立ち上げてマルチスレッドにしている、で合ってますかね?
— ライナス (@Linus_MK) 2019年9月16日
ピッチは音声波形の周期(の逆数)である。
ピッチ検出にはAuto correlation(自己相関)アルゴリズムが使われる。
#pyconjp
ピッチ量子化
— ライナス (@Linus_MK) 2019年9月16日
検出したピッチを半音階に量子化する。四捨五入して整数にするイメージね #pyconjp
……ところで
去年2日目の磯さんも音楽系のアプリ作った話だし
— ライナス (@Linus_MK) 2019年9月16日
去年も2階小展示ホールで機械学習で楽曲分析するトークがあったし
今年は今から招待講演で
割と音声信号処理系の発表が目立つ印象がある
#pyconjp
日経新聞のVTuberの話も中を見てみたら声質変換の話だし、音声信号処理のトークの需要は一定数あったりするんだろうか。
Python による日本語自然言語処理 〜系列ラベリングによる実世界テキスト分析〜
ListはIteratorですか?
この手の型の話は
運営の良かった点
去年は小部屋(6回の会議室)がすぐにいっぱいになった。防火上の理由か何かで6階の部屋は立ち見がでないので、それ以上入ることもできず、大勢の人が希望の講演を聞けなかった。
今年は6階の隣接する2部屋を同じセッションにして、1つの部屋のトークの映像をもう片方の部屋に中継していた。これによって定員の不均衡はある程度解消されたので、良かった。
良かった点と言いつつ改善すべき点を書いてしまうと、このときの隣室で流すトークの音量が小さくてなかなか聞こえなかったので、 もう少し大きい音が出るとありがたい。
まとめ/おまけ
次にやること: